「クリスマスケーキの予約数が多すぎるため、従業員が冷蔵庫のような環境で作業している」というパン屋の案内文が物議を醸している。
26日、オンラインコミュニティの情報によると、ある人がSNSのX(旧Twitter)に「クリスマスケーキって一体何なんだ?」と題して、パン屋の案内文を撮影した写真を投稿したという。
この投稿には「クリスマスは毎年予約が多すぎて運営に混乱が生じ、苦情が多発している」とし、「予約分を含む総販売予想数が400〜500個を超えるため冷蔵設備が足りず、従業員は暖房も使えない冷蔵庫のような環境で体調不良も覚悟して作業している」と記されていた。さらに「皆様のために店舗で働いている若いスタッフに温かい言葉をかけていただきたい」とし、「皆様が幸せなクリスマスと年末をお過ごしになることを心より願っている」と締めくくっていた。
これに対しネットユーザーは、冷蔵設備の不足によるケーキの品質劣化を防ぐために、真冬にも関わらず店舗のドアを開けたままにしている店があると解釈した。また、「店主が無理に予約を受け入れたためだ」と指摘した人もいた。
ネットユーザーからは「冷凍車をレンタルすればいいのに、なぜ従業員を寒い環境で働かせて体調を崩させるのか」、「客を潜在的なクレーマーとして扱かっている」、「苦労している従業員に追加手当は出しているのか」、「客の苦情と従業員の劣悪な労働環境に何の関係があるのか」などの批判的なコメントが寄せられている。