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2025年01月05日日曜日
ホームトレンド人口の4人に1人が喫煙者のイタリアで衝撃の全面禁煙令!ミラノの路上喫煙に最大4万円の罰金、「10メートルルール」の例外規定も

人口の4人に1人が喫煙者のイタリアで衝撃の全面禁煙令!ミラノの路上喫煙に最大4万円の罰金、「10メートルルール」の例外規定も

引用:ニュース1
引用:ニュース1

1日(現地時間)フランス通信社(AFP)やCNNなどによると、イタリアのミラノで同日から、街頭を含むすべての公共の場での喫煙が違法となった。公共の場で喫煙した者には、40〜240ユーロ(約6,500〜39,000円)の罰金が課される。ただし、他人と最低10メートルの距離を保てる隔離された場所は例外とされる。液体タバコや電子タバコも規制対象から除外された。

ミラノは声明で「この措置は都市の大気質改善、市民の健康保護、そして子どもたちも頻繁に利用する公共の場での受動喫煙防止を目的としている」と説明した。イタリアの国立衛生研究所(ISS)が2022年に発表したデータによると、イタリアの喫煙者数は1,240万人に上り、イタリア人の4人に1人が喫煙者という計算になる。

イタリア政府は2003年に初めて室内禁煙法を可決し、2005年から施行した。これにより欧州諸国の中で、禁煙対策を先導したと評価されている。特にミラノは2020年、喫煙抑制のための大気質条例を可決し、2021年からは公園や遊び場、バス停、スポーツ施設などでの喫煙を禁止した。ミラノ以外にも、ヴェローナやボルツァーノなどの一部都市が、公園での喫煙を禁止しており、ヴェネツィアも史跡を禁煙区域にする案を提案している。

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