身長が低いことを理由に、夫とディンクス(自らの意思で子どもを持たないと選択した共働き夫婦)として生きると決断した152cmの女性の話題が注目を集めている。
先日、韓国のあるオンラインコミュニティに「身長が低いからディンクスを選ぶのはおかしいですか?」というタイトルの投稿が掲載された。
投稿者のAさんは、自身の身長が152〜154cmだと明かした。Aさんは「夫は174cmで、平均的な身長です。私にはこれでも十分すぎるくらいです」と述べ、「家族全員が小柄なので、夫と一緒に実家へ行くと、少し背伸びしたくなる気持ちになります」と続けた。さらに、「私たち夫婦はどちらも公務員なので、経済的な理由で子どもを育てられないわけではありませんが、結婚当初からディンクスを考えていました」と説明した。
身長は遺伝、子どもに成長ホルモン注射を打ちたくない
Aさんがディンクスを選択した最大の理由は「身長」だった。彼女は「身長が遺伝だということをよく理解しています」と述べ、「身長は遺伝だと理解しています。いとこや叔母も皆小柄ですし、女性だから背が低くてもいいというのは時代遅れです」と語った。さらに、「職業柄、毎日学生を見ていますが、自分より背の低い子はほとんどいません」と付け加えた。
そして「わざわざ子どもを産んで薬や注射に頼り、不安を抱えながら過ごしたくないし、(低身長のことで)罪悪感を持ちたくもありません」と述べた。また、「年を取ると身長は気にならなくなると言われますが、私には当てはまりません。20代の頃は可愛らしさで済みましたが、最近は学生たちに身長のせいで軽く見られるのがストレスです」と心情を吐露した。
Aさんは実家と義理の家族に「身長」を理由にディンクスを選んだと説明したが、年配の世代は簡単には納得しなかったという。何度同じ話をしても、「本当の理由を隠しているのでは?」という反応が返ってきたという。
Aさんは「私たち夫婦は10年間交際を経て結婚し、結婚5年目です。夫婦仲は良好で、生殖能力にも問題はありません」と述べ、「年配の方々は養子を迎えてでも子育てをするよう勧めてきます。身長はディンクスの理由として認められないのでしょうか」と助言を求めた。
この投稿に対し、ネットユーザーたちはさまざまな反応を示した。コメント欄には、「本人たちが望まないなら子どもを持たなくてもいい。納得できる理由が必要なのか」、「自身の経験から、子どもに同じ思いをさせたくない気持ちは理解できる」、「身長が全てではない」、「背が低くても幸せな人は多い」などの意見が寄せられた。