ニューヨーク・メッツの名三塁手でフランチャイズ・プレイヤーとしてもファンに愛されたデビッド・ライトの象徴「5」が永久欠番となった。
7日(現地時間)メッツは、ライトが2004年のMLB初出場時から2018年の現役引退まで着用した背番号「5」を永久欠番とし、球団殿堂入りの式典を7月20日に行うと発表した。
メッツの永久欠番はライトが加わり、10人となった。
永久欠番となっているのは、1965年指定のケーシー・ステンゲル(37番)、1973年のギル・ホッジス(14番)、1988年のトム・シーバー(41番)、2016年のマイク・ピアザ(31番)、2019年のジェリー・クーズマン(36番)(*)、2022年のキース・ヘルナンデス(17番)とウィリー・メイズ(24番)、2024年のドワイト・グッデン(16番)とダリル・ストロベリー(18番)がいる。
(*2019年に永久欠番に指定されたが、新型コロナウィルス感染症の影響で表彰式は2021年に実施)
また、黒人初のメジャーリーガーとして歴史に名を刻んだジャッキー・ロビンソンの「42」はMLB全30球団が永久欠番としている。
ライトは14シーズンで通算打率2割9分6厘、242本塁打、1777安打、970打点の成績を残した。安打数と打点数は球団最多記録である。
そのほか、MLBオールスターゲームに7度選出され、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞をそれぞれ2度受賞した。