親友と遊びたくて隣家を訪れた後、落胆した犬「メイプル(Maple)」のエピソードが、7日(現地時間)米週刊誌ニューズウィークで報じられた。
米カリフォルニア州ロサンゼルス在住の女性ラングリー(Langley)は、3日に自身のTikTokアカウントに「隣の犬が何度も訪れて、親友(私のルームメイトの犬)を探している」という説明とともに動画を投稿した。
公開された動画には、ラングリーの隣に住む犬のメイプルの姿が映っていた。
ドアの前で大人しく座っていたメイプルは、ラングリーを見るとしっぽを振って挨拶した。彼女がドアを開けると、急いで家に入ろうとする。
メイプルがラングリーの家を訪れた理由は、ラングリーのルームメイトが飼っている犬「ポピー(Poppy)」に会うためだった。しかし残念ながら、ポピーは飼い主との旅行で出かけており、家にはいなかった。
ラングリーがメイプルにポピーが家にいないことを伝えたが、メイプルは信じられない様子で家の中を歩き回り、ポピーを探し続けた。
最終的に、ラングリーはポピーがいないことに落胆したメイプルにおやつを与え、動画は終了した。
ラングリーはニュースウィークのインタビューで、メイプルが動物保護団体によって保護され、その後隣家に譲渡された犬であり、ほぼ毎日遊びに来ると説明した。
彼女は「私は昨年ここに引っ越してきて、メイプル、ポピー、そしてもう一匹の犬『ラーロ(Lalo)』の3匹がよく一緒に遊んでいました」と述べ、「残念ながら1か月前にラーロが亡くなり、今はメイプルとポピーの2匹で過ごしています」と語った。
幸いにも、旅行から帰ってきたポピーとメイプルは再会を果たし、いつものように一緒に遊んだという。
ラングリーは2匹が再会する様子を撮った動画を追加で投稿した。
動画を見たネットユーザーは「犬たちの友情が本当に素晴らしい」、「良い隣人に恵まれましたね」、「小さな天使たちはお互いを恋しがっていたんですね」と、2匹の友情を応援するコメントを寄せている。