ある初心者ドライバーがセルフ洗車機内で車を動かし、機械を破壊してしまった事例が報告された。中国メディア「搜狐（Sohu）」によると、この事故は先月30日、安徽省のある自動洗車場で発生した。公開された映像では、黒い乗用車がセルフ洗車場に入っていく様子が確認できる。洗車機は前後に動き、内部のブラシが車体を洗浄する仕組みだった。
車が洗車機に近づくと、機械が作動し洗車が開始された。しかし、セルフ洗車が初めてだった運転者は、洗車中に車を少し動かし、機械内で前進と後退を繰り返した。その結果、車は大型ブラシの間に挟まってしまったのだ。事態を把握した運転者は洗車を諦め、車を出そうと後退を試みた。しかし、後退しようとした瞬間、車は洗車機に引っかかってしまった。運転者は後退を繰り返して脱出を試みたが、それが逆効果となり大型洗車機がそのまま倒れ、車の後部に直撃した。
幸い、運転者に大きな怪我はなかったが、破損した機械の費用を、セルフ洗車場の経営者に支払うことになったと伝えられている。これを見たネットユーザーからは「指示に従うべきだ」、「機械代は必ず弁償してほしい」、「セルフ洗車機内で動く人がいるものだ」、「案内文を読まないのか」、「明らかに初心者だ」などの反応が寄せられた。