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2025年01月15日水曜日
ホームトレンド「若者の4割が身体接触を拒否」その裏で流行る添い寝ビジネス…海外メディアも報じた日本の歪み

「若者の4割が身体接触を拒否」その裏で流行る添い寝ビジネス…海外メディアも報じた日本の歪み

「露骨な性の商品化」と非難

女性スタッフと並んで20分間昼寝をすると2,800円、900円追加すればハグや膝枕などのスキンシップをしてもらえる日本のカフェが物議を醸している。

12日(現地時間)、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」は、このようなサービスを提供する東京の「添い寝屋」について報じた。報道によると、添い寝屋は誰かと一緒に寝たい客のために、スタッフが横で添い寝するサービスを提供している。

カフェでの20分間の昼寝料金は約2,800円で、10時間一緒に寝るとしたら47,000円ほどかかる。追加で900円支払えば、スタッフの膝枕や3分間のハグも可能だという。ただし、それ以上の身体的接触は厳しく禁じられているという。

カフェ側は、顧客に快適な睡眠環境と質の高い睡眠を提供することを目的とし、異性との親密なコミュニケーション技法を紹介する趣旨だと説明している。「多くの客が友人や同僚に心を開くのに苦労している」とカフェ側は述べた。

メディアはこれについて「日本では親密な関係を避ける人がますます増えている」とし、「ある調査によると、16~24歳の女性の45%、男性の25%が身体的接触に興味がないか、嫌悪感を抱いていることが分かった」と解説した。

実際に、このカフェを利用した男性客は「女性と話していても、彼女たちが何を考えているのか分からない。笑顔を見せていても、嘘をついていたり、陰で悪口を言っているかもしれない」とカフェを訪れた理由を語った。

添い寝屋のサービスに対し、日本のネットユーザーからは明らかな「性の商品化」だと批判が相次いだ。「単なる売春宿だ」、「女性との身体的接触を求めて行く場所」、「非常に不快で気持ち悪い」、「そんな金を払ってまで。本当に情けない」などの反応が見受けられた。

一方で、「辛い時に大きな支えになりそう」、「人生には誰かに抱きしめられたくなる日もある」、「見知らぬ人から大きな慰めを受けることもある」など、肯定的な意見も出ている。

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