メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

低体重の人は自殺リスクが1.44倍高い?400万人を対象に行った最新研究が明かす体重と自殺の深い関係

ウィキツリー アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容とは一切関係ありません

低体重の人は、体重が正常な人と比べ自殺リスクが1.44倍高い一方、過体重または肥満の人はそのリスクが0.7倍に抑えられるという研究結果が発表された。8日、韓国のカトリック大学ソウル聖母病院内分泌内科のイ・スンファン教授率いる研究チームが、国際学術誌「BMC精神医学」を通じてこのような研究結果を公開した。

研究チームは、2009年から2021年まで国民健康保険公団のデータベースに登録された404万5,081人のBMI(体格指数)と自殺による死亡リスクの関係を調査した。その結果、低体重群(BMI < 18.5kg/m²)は正常体重群(BMI 18.5~23kg/m²)に比べ、自殺による死亡リスクが1.44倍高いことが判明した。また、この群では糖尿病や高血圧、脂質異常症、慢性腎疾患の発生率も高いことが確認された。さらに、低体重群の女性の割合は66.74%、非喫煙者は70.38%、非飲酒者は56.88%だった。

一方、体重が増加するにつれて自殺リスクが低下する傾向が見られた。過体重群(BMI 23~25kg/m²)は正常体重群と比較してリスクが0.79倍、肥満1群(BMI 25~30kg/m²)は0.76倍、肥満2群(BMI > 30kg/m²)は0.71倍とされた。研究チームは、年齢、性別、所得、喫煙、飲酒、運動、精神疾患の有無、糖尿病などの慢性疾患の有無を考慮に入れても、一貫した結果が得られたと説明した。

これらの結果は、脂肪組織で生成されるホルモン、レプチンが関与している可能性があると述べている。レプチンは空腹感やエネルギーバランスを調整するために脳に信号を送るが、肥満は脳がレプチンに対する反応を鈍らせる。レプチンへの抵抗性の増加は、脳の「報酬処理経路」を変化させ、特定の状況では逆説的に衝動性を抑制することがあるという。

イ教授は「身体イメージ、被害意識、いじめ、摂食障害、睡眠障害などの心理的要因が、低体重と自殺リスクとの関連に影響を与えた可能性がある」と述べ、「今後、自殺による死亡率を減少させるためには、公衆衛生資源の投入先を慎重に検討することが必要だ」と語った。

ウィキツリー
CP-2022-0028@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 英30歳、妻5人に子14人!“異次元ファミリー”の実態にネット大論争
  • 火星は“熱帯惑星”だった?激しい豪雨が降り注いだ証拠をNASA探査機が発見!
  • 「あなた、隣の女性のところへ行ってきて」夫レンタルが大人気に…その‟理由”とは?
  • 全国を回りホームレスに『ナイフと酒』を配るインフルエンサー…「生きていくためだ!」
  • “むっとした臭い”のする温水浴槽に入った後に死亡…70代女性の家族旅行中に何が起きたのか
  • 「相手が関係を望んだ」12歳少女に手を出した“弁護士”の言い分

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • 生まれたばかりの子犬を一晩中見守った“ナース犬”の優しさに世界が涙
  • 英30歳、妻5人に子14人!“異次元ファミリー”の実態にネット大論争
  • 火星は“熱帯惑星”だった?激しい豪雨が降り注いだ証拠をNASA探査機が発見!
  • 「あなた、隣の女性のところへ行ってきて」夫レンタルが大人気に…その‟理由”とは?

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • 生まれたばかりの子犬を一晩中見守った“ナース犬”の優しさに世界が涙
  • 英30歳、妻5人に子14人!“異次元ファミリー”の実態にネット大論争
  • 火星は“熱帯惑星”だった?激しい豪雨が降り注いだ証拠をNASA探査機が発見!
  • 「あなた、隣の女性のところへ行ってきて」夫レンタルが大人気に…その‟理由”とは?

おすすめニュース

  • 1
    SNSを使うほど集中力が落ちる、子ども8,300人追跡で見えた危険

    ライフスタイル 

  • 2
    「誰にも気づかれずに殺される」...冷戦時代の暗殺者たちが実際に使用した、音なき“暗殺兵器”!

    フォトニュース 

  • 3
    SNSが生んだ“いかれた育児”…「いいね」欲しさに生きた息子を真空パック、掃除機で吸引し公憤拡大

    フォトニュース 

  • 4
    「もはや呼吸が命がけ」世界最悪レベルに達したインド首都圏“有毒ガス都市”の現実

    フォトニュース 

  • 5
    「子ども197人の運命は?」希少がん遺伝子が“精子提供”で14か国へ拡散!一部はすでにがんで死亡

    ニュース 

話題

  • 1
    【また撃破】プーチン大統領の「報復」警告も...ウクライナ、ロシア港向けタンカーに3度目の攻撃!

    ニュース 

  • 2
    「人生で勝ちたいか?ならば朝早く起きろ」心理学者が語る“起床の秘密”

    フォトニュース 

  • 3
    【米欧激突】ロシア凍結資産31兆円、米企業の“金の卵”に?欧州は“融資枠構想”で反発!

    ニュース 

  • 4
    「トランプの真似か?」メキシコが自由貿易破壊の道を選択...非FTA国に「先関税・後協議」

    ニュース 

  • 5
    「領土譲渡は国民が決める!」ドンバスで撤収迫られるウクライナ、“自由経済区”設置で妥協模索

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]