3.8 C
Tokyo
2025年01月18日土曜日
ホームトレンド「トイレ目の前なのに…カフェのテラスで排泄」韓国で蔓延する悪質クレーマーの実態

「トイレ目の前なのに…カフェのテラスで排泄」韓国で蔓延する悪質クレーマーの実態

悪質な客の迷惑行為が公開され、視聴者に衝撃を与えた。

先月14日に初めて放送されたSBS Plus『社長は誰もがなれるものじゃない(韓国語原題訳)』では、MCのハン・ヘジン、ユ・ジョンス、キム・ホヨンが自営業者を苦しめる悪質な客の常識外れな行動を掘り下げ、その対策を探る様子が映し出された。

ハン・ヘジンとユ・ジョンスは、「2023年の廃業届は100万件に迫る。創業よりも廃業にかかるコストが増加している」と説明した。そして、悪質な客から店主を守る弁護士団の「法律アドバイス」コーナーを開始した。

店主の防犯カメラの映像が公開されると、スタジオの出演者は愕然とした。ある客がトイレが目の前にあるにもかかわらず、カフェのテラスで排泄行為をして立ち去ったからだ。これを見たキム・ヘジン弁護士とイ・ギョンミン弁護士は「器物損壊罪、業務妨害罪、公然わいせつ罪の可能性があり、民事訴訟も考えられる」と法的対応を提案した。

続いてパン屋の防犯カメラの映像が流れた。泥酔した客らは店主に絡み、警察が到着したあとも店内に唾を吐くなどの行為を続けた。さらに後日、店を訪問して集団で暴言を吐いた。衝撃を受けた店主は客の一人を業務妨害罪で告訴し、70万ウォン(約7万5,000円)の罰金判決を勝ち取った。しかし、スタジオの出演者たちは「処罰が軽すぎる」と激怒した。イ・ギョンミン弁護士は「脅迫罪、侮辱罪、ストーカー容疑も検討に値する」と述べ、キム・ヘジン弁護士は「単なる通報で終わらせず、厳罰を求める嘆願書を積極的に提出することも一つの方法だ」と強調した。

最後に、ネイルサロンで施術を受ける予約をしていたが、「ノーショー(予約をしたにも関わらず、客が現れないこと)」をした客と店主との対話内容が公開された。予約時間より1時間30分遅れてきた客は「規定により予約金の返金はできない」という店主の説明を無視し「施術してほしい」と要求した。その後、激しい言い争いがあったが、この客は5時間待って施術を受けて帰った。

困惑した様子を見ていたユ・ジョンスは「実際にこのようなことが最も頻繁に起こり、(店主たちに)最大のトラウマとなっている」とし、「最終的に譲歩せざるを得ない状況なら、最初から柔軟に対応した方が良かったかもしれない」と慎重に意見を述べた。ハン・ヘジンは「ユ・ジョンスのようなベテラン店主でも目をつぶらざるを得ない事態だ」とし、「ノーショーはもちろん、感情に訴える状況自体がなくなればいい」と話した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください