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2025年01月20日月曜日
ホームトレンド「性的少数者は寄生虫」と罵った極右活動家の衝撃の選択…ドイツのネオナチネが性別変更

「性的少数者は寄生虫」と罵った極右活動家の衝撃の選択…ドイツのネオナチネが性別変更

引用:ピクサベイ*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
引用:ピクサベイ*この画像は記事の内容とは一切関係ありません

性的少数者を「社会の寄生虫」と呼ぶなど、暴言で悪名高かったドイツの50代ネオナチ(新ナチ)活動家が最近、性別を女性に変更したと報じられた。

16日(現地時間)、日刊紙「中部ドイツ新聞(Mitteldeutsche Zeitung )」など独メディアによると、ザクセン=アンハルト州の極右活動家スヴェン・リーヴィヒ氏(53)は最近、性別を女性に、名前を「マラ=スヴェンヤ」に変更した。

ドイツでは、昨年11月に施行された「性別自己決定法」により、裁判所の許可なしに性別や名前などを自ら変更・登録することが可能となった。極端主義団体や人物を監視するドイツ連邦憲法擁護庁は、リーヴィヒ氏の性別変更を昨年12月に把握した。中部ドイツ新聞がリーヴィヒ氏に性別変更について質問したところ、「差別が怖い」との返答を繰り返したという。リーヴィヒ氏は現在も髭が生えているなど、外見に大きな変化はないとされる。

リーヴィヒ氏は、ドイツの陰謀論団体「クエアデンカー」のメンバーであり、極右デモに参加してきた人物だ。2022年には性的少数者イベント「クリストファー・ストリート・デー」で、性的少数者を「社会の寄生虫」と侮辱した。彼は、国民扇動罪や名誉毀損罪などの容疑で起訴され、昨年8月に懲役1年6か月の判決を受け、現在控訴審中だ。

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