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2025年01月22日水曜日
ホームトレンド38歳で「脚注」知らない衝撃投稿に炎上…OECD調査で浮き彫りになった「読解力崩壊」の現実

38歳で「脚注」知らない衝撃投稿に炎上…OECD調査で浮き彫りになった「読解力崩壊」の現実

「脚注」という単語を巡る論争が巻き起こり、成人の読解力問題が注目を集めている。

最近、あるオンラインコミュニティに「脚注という単語を知っている vs 知らない」というタイトルでネットユーザーたちのコメントをキャプチャした画像が投稿された。この画像によると、あるネットユーザーが「YouTubeの字幕にあんな風に脚注をつけるのは面白い」と述べている。すると、別のネットユーザーが「脚注という単語は38年の人生で初めて聞いた」と返信。その後、ネットユーザーの間で論争が巻き起こった。「脚注という単語を38歳で初めて聞いた」という発言に対し、一部のネットユーザーは「今まで本を読んだことがないのか」、「知らないはずがない」、「無知なくせに堂々としている」などの意見を示した。

しかし、驚くべきことに脚注を知らない人はかなりいた。「私も脚注を知らない」、「本をある程度読んだと思っていたが、脚注は本当に初めて聞いた」、「脚注を知らない人もいるだろう。勉強せずに生きてきたら知らないかもしれない」といったコメントもあった。「脚注」とは、文章を書く際に意味を補足したり解説したりする文を本文の下に別に記載することを指す。本文の下ではなく、書籍の最後の部分や最後にまとめて記載するものを「後注」と呼ぶ。

韓国成人の読解力がOECD平均以下

この論争は成人の読解力不足の問題を浮き彫りにしている。実際、韓国の成人の言語能力は経済協力開発機構(OECD)の平均を下回ることが調査で明らかになった。昨年、OECDが発表した国際成人力調査の結果によれば、韓国の成人の言語能力スコアは249点でOECD平均(260点)より低く、2011~2012年に実施した最初の調査時(273点)より24点低下した。また、今回の調査では韓国の成人の言語能力が最も低い水準である「レベル1以下」の割合が30.8%でOECD平均より高く、上位水準の割合は半分程度にとどまった。

OECDの国際成人力調査は職業能力に関連する問題を通じて、個人の目標達成および社会参加能力を評価する方式で行われる。案内文や学校からのお知らせを提示し、状況に応じた問題解決能力を確認する形式だ。教育部は他国の調査結果などが公開され次第、韓国の成人の能力が低下した理由などを分析する予定だ。

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