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2025年01月23日木曜日
ホームトレンド虫嫌いでも読んでほしい 中学生がカメムシから抽出した「意外と甘い香り」の正体とは?研究者も驚愕の実験結果

虫嫌いでも読んでほしい 中学生がカメムシから抽出した「意外と甘い香り」の正体とは?研究者も驚愕の実験結果

引用:アース製薬
引用:アース製薬

21日(現地時間)、読売テレビ(YTV)は、「兵庫県立大学附属中学校の3年生6人が、悪臭で知られる『カメムシ』を芳香剤の原料として活用した研究成果を発表した」と報じた。

これに先立ち、彼らは県立大学の研究者たちの指導の下、「カメムシを有効活用する方法」を模索するグループプロジェクトを進めてきた。生徒たちは学校近くの森で100匹以上のカメムシを捕獲し実験を行った結果、エビイロカメムシとマツヘリカメムシが悪臭ではなく甘い香りを発することを発見した。

引用:アース製薬
引用:アース製薬

その後、大手殺虫剤メーカー「アース製薬」の協力を得て、2種類のカメムシの体液を抽出し、カメムシの香り成分を分離することに成功した。研究成果発表会で生徒たちは、研究の背景について「嫌われ者のカメムシを社会に役立つ存在にしたかった」と語った。また、成果物については「とても良い香りがして驚いた。カメムシのイメージが変わった。カメムシ由来の成分だとは思えないほど穏やかで良い香りがする」と説明した。

引用:アース製薬
引用:アース製薬

メディアは「今後、カメムシの香りをパウダーやゼリー状の化学物質と結合させ、芳香剤として製品化する予定」とし、「すでに容器などのデザイン構想も完了している」と伝えた。

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