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2025年01月24日金曜日
ホームトレンド中国企業の「トイレ監視」問題が社会的論争に発展、従業員がトイレに長時間滞在するのを防ぐため無断で撮影し公開

中国企業の「トイレ監視」問題が社会的論争に発展、従業員がトイレに長時間滞在するのを防ぐため無断で撮影し公開

引用:Flamel*記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:Flamel*記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

中国のある企業が、従業員のトイレ長時間使用を理由にトイレ個室を無断撮影し公開した事実が明らかになり、物議を醸している。

20日(現地時間)、瀟湘晨報(Xiaoxiang Morning Herald)などの現地メディアは、18日にある会社員がオンラインで告発した内容を報じた。報道によると、深圳(シンセン)に本社があるA社は、従業員によるトイレでの時間の無駄遣いを防ぐため、トイレで喫煙したりしゃがんで休憩している従業員の姿を無断で撮影し、公開したという。

論争が拡大する中、19日に同社の関係者は「従業員がトイレで喫煙やゲームをするなど長時間滞在し、他の従業員が迷惑している」と述べ、「総務部員がこの問題を解決するために、はしごを使ってトイレ内部を撮影し、その写真を壁に掲示したが、2時間後に撤去した」と明らかにした。

同社はトイレ内での喫煙を禁止しており、ゲームなどでトイレに長時間滞在する行為を防ぐためだったと主張している。これに対し、ある現地の弁護士は「トイレはプライベートな空間であり、その中での行動は個人のプライバシーに属する」とし、「これを撮影し掲示したことは明らかなプライバシー侵害に当たる」と指摘した。同社は現在、法務チームを通じて本件に対応していると伝えられている。

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