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2025年02月06日木曜日
ホームトレンド三輪トラックが「8,000万超」のベントレーに激突 修理費全額を負担することになった高齢者の運命は?

三輪トラックが「8,000万超」のベントレーに激突 修理費全額を負担することになった高齢者の運命は?

中国で発生した三輪トラックとベントレーの衝突事故で、トラックを運転していた高齢者が修理費を全額負担することになった。

先月20日(現地時間)、香港のオンラインメディア「巴士的報(Bastiile Post)」の報道によると、中国浙江省衢州市(セッコウ省クシュウ市)で高齢の豚肉販売業者が運転する3輪トラックが、下り坂のカーブを曲がりきれず対向車線に進入し、対向してきたベントレーと衝突した。幸い両車両とも速度がそれほど出ていなかったため、運転手2人に大きなけがはなかったが、ベントレーのフロントバンパーは大きく損傷した。

現場で撮影された映像では、白いベントレーがカーブの内側に停車し、フロントバンパーが破損している様子が確認できる。一方、3輪トラックはタイヤがパンクした程度の損傷だった。ベントレーの所有者であるチン氏は、この車両がベントレー・コンチネンタルGTであり、価格は380万元(約8,000万円)、修理費は約30万~40万元(約630万円~840万円)に上ると見込まれると述べた。

続けてチン氏は、「警察は、事故の責任はすべて3輪トラックにあると判断した。運転手は60~70代の豚肉販売者で、交通法規を守らなかった。すべての人が交通ルールを遵守し、自分の行動に責任を持つべきだ」と語った。

このニュースを受け、現地のネットユーザーの間で意見が分かれた。「交通法規を守らなければ、その結果に責任を負うべきだ」という意見がある一方で、「ベントレーの運転手なら裕福なはずだ。苦労している高齢者から修理費全額を取るべきなのか」という声も上がった。

ベントレー杭州店のスタッフは、衢州市で事故が発生したことを確認し、現在修理費の見積もりを進めていると述べた。

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