「ゴリラと呼ばれたが、絶対に脱毛しない」アメリカの毛深い20代モデル
![引用:ザ・サン](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2024-0164/23139715.jpg)
毛深いことで、幼いころからからかわれてきたが、モデルとして活動し、自身の姿を受け入れ堂々と生きる20代アメリカ人女性のエピソードが公開された。
1月28日(現地時間)、イギリスのメディア「ザ・サン」によると、アメリカ人女性ニッキー・セレニティ氏(27歳)は、4万3,000人のフォロワーを持つインフルエンサー兼モデルだ。彼女は幼い頃から毛深かった。セレニティ氏は「友達に『ゴリラみたい』と言われた」と語り、「半ズボンや半袖を着なければならない夏が嫌だった」と振り返った。
成人後、セレニティ氏は写真家の恋人と出会った。毛を剃らないまま恋人に写真を撮ってもらったことをきっかけに、モデル活動を開始した。セレニティ氏は「写真を個人のSNSに投稿したところ、人気を集めた」と述べ、「今では自分の体毛を誇りに思い、絶対に脱毛しないつもり」と語った。
体毛の成長には男性ホルモンや疾患が影響
体毛の量、長さ、太さに個人差があるのは、男性ホルモンの影響によるものだ。男性ホルモンは体毛を太く、長く、黒く、濃くする役割を果たす。女性の男性ホルモン分泌量は、男性の10分の1程度と少量のため、体毛の量が少なく、毛も細い。
しかし、女性で体毛が特に多かったり太かったりするからといって、必ずしも男性ホルモンが多いとは限らない。体毛の成長にはホルモンだけでなく、遺伝や栄養など様々な要因が影響するためだ。
また、疾患が体毛の成長に影響を与えることもある。多嚢胞性卵巣症候群のように男性ホルモンが多く分泌される女性は、男性のように脚の毛が多く生え、さらには口ひげや顎ひげが生える場合もある。
先天性副腎過形成症や副腎腫瘍など、副腎の異常が原因となることもある。女性に男性のような体毛が生える場合、男性ホルモン過剰の有無を確認するため、肌のニキビの状態や声の男性化を観察する。
正しい脱毛方法とは?
体毛を除去するために、様々な脱毛方法が用いられる。カミソリで「剃毛」する際は、シェービングクリームを塗った後、毛の流れに沿って剃ることで肌への刺激を軽減できる。
一方「ワックス脱毛」は、毛の流れと反対方向に行うのが望ましい。ワックス脱毛は、脱毛したい部分にワックスを塗り、布を貼り付けて一気に剥がす方法や、ワックス自体を剥がす方法がある。カミソリのように表面の毛だけを剃るのではなく、毛根まで除去するため、長期間滑らかな肌を保てるメリットがある。
皮膚科での「レーザー脱毛」も選択肢の1つだ。レーザー脱毛は、毛の中のメラニン色素にレーザーを照射し、毛根を破壊して毛の成長を抑制する方法だ。レーザー脱毛を受ける際は、最低でも施術の4週間前から毛を抜かないようにする必要がある。
カミソリで剃る場合も、1〜1.5mm程度は毛を残し、レーザーが適切に照射されるようにするのが望ましい。4〜8週間隔で、平均5〜6回の施術を受ける必要がある。肌の色が濃い人は、レーザーが毛根だけでなく肌にも照射される可能性があり、火傷や色素沈着のリスクがある。