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2025年02月08日土曜日
ホームトレンド脳性麻痺を抱えながらも前向きに生きる女性、路上販売を続ける姿に広がる感動と応援の声

脳性麻痺を抱えながらも前向きに生きる女性、路上販売を続ける姿に広がる感動と応援の声

中国北部の河北省・唐山出身の女性が、脳性麻痺というハンデを抱えながらも前向きに生きる姿が、多くの人々に感動を与えている。

彼女は仮名「フアンピン」として知られており、最近、路上で物を販売する様子が目撃された。

この姿は、オンラインコンテンツクリエイターであり写真家でもある、サンジェンバン氏の目に留まり、彼はこの様子を動画に収めて自身のSNSに投稿した。

この投稿は瞬く間に拡散し、大きな話題となった。

フアンピンは早産で生まれ、酸素不足により脳性麻痺を発症したと明かしている。

脳性麻痺とは、出生前後の脳の損傷によって生じる運動機能障害のことを指す。だが、彼女は困難な環境の中でも前向きな姿勢を失わずに生きている。

両親は仕事のため彼女の世話をしておらず、現在は別の娘を育てているという。しかし、フアンピンは「私は自分をとても愛している」と語り、「自分の人生のために一生懸命頑張っている」と力強く話した。

彼女は街頭でヘアピンを販売しながら生計を立てている。

ヘアピンは1つ2元(約40円)で、黒い傘に飾り付けて販売している。

寒い天候が続き、売り上げが落ち込んでいるものの、彼女は諦めずに努力を続けている。

幼少期から祖母に育てられた彼女は、「祖母と一緒に旅行に行くことが夢」だと話した。

幼い頃、彼女は周囲からいじめを受けていたが、現在は自分を信じ、前向きに生きているという。

「私は流暢に話すことができるし、手も十分に動かせる」と述べ、「脳性麻痺のある他の人と比べると、私はとても幸運な方だ」と感謝の気持ちを表した。

そして、「幸せな人生を送るためには、楽観的であることが大切」と強調した。

この話に感動したサンジェンバン氏は、彼女のヘアピンをすべて購入することを決め、動画を投稿した。多くの人々から関心と応援の声が寄せられた。

これにネットユーザーは、「ぜひ成功してほしい」、「応援しています」、「うまくいくはず」、「良いことが訪れますように」といった温かいメッセージを送っている。

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