![引用:ニュース1、JTBC『事件班長』のキャプチャ](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0328/image-6fb46d2e-aa2d-4e4e-808c-1c7edd24d1ad.jpeg)
![引用:ニュース1、JTBC『事件班長』のキャプチャ](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0328/image-9824d33a-6877-43f4-81f7-e4ac6a1c2417.gif)
オーストラリア旅行中に現地の10代少女から人種差別を受けたとされる韓国人家族の体験談が明らかになった。
6日、韓国の番組、JTBC 『事件班長』によると、50代の女性A氏は、夫と子どもたちとシドニー旅行中に10代のオーストラリア人少女からハラスメントを受けたと証言した。
A氏一家はオーストラリアの人気観光地を訪れた後、宿泊先へ戻るため市バスに乗車した。バスの後部座席には中高生と思われる10代の少女たちが座り、騒ぎながら笑っていた。
A氏は「家族5人で乗車中、突然変な臭いがして振り返ると、彼女たちがスプレーを吹きかけていた」と述べ、「英語で『何をしているんだ』と問いただすと、彼女たちは大笑いしながらその行為を続けた」と語った。
バスの運転手は少女たちに近づき、「君たちの行動は全て見ている。以前にも同じことをしたと聞いている。今すぐバスから降りなさい」と警告した。しかし、少女たちは運転手にも暴言を吐き、「なぜ降りなければならないのか」と反発した。これに対し運転手は「君たちが降りるまでバスは発車しない。警察を呼ぶ」と告げ、少女たちは約10分後にバスを降りた。
しかし、少女たちは降車後もバスの窓に唾を吐きかけ、A氏一家に向かって「FXXX YOU」などの罵声を浴びせた。A氏一家が携帯電話で撮影を始めると、彼女たちは手で「V」サインを作って嘲笑し、その場を立ち去ったという。
A氏は「バスの運転手のおかげで事態を収拾できた。私たちが外国人であり、韓国語を話す観光客だったため、標的にされたのではないかと思う」と述べた。さらに「降車時に運転手が『すべて録画しているから、証拠が必要なら連絡してほしい』と言ってくれた」とも語った。
A氏一家は当時混乱しており、残りの旅程もあったため、具体的な対応は取らなかったという。そして、「外国人で観光客だったから狙われたようだ。人種差別的な行為に非常に不快感を覚えた」と訴えた。