体重159kgの超肥満男性が、薬や手術に頼ることなく、食事と運動だけで約76kgの減量に成功し、話題を集めている。
![引用:SWNS(Lee Herring)](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0087/image-98c5e13d-eb6e-4954-8c17-712c00aadfef.jpeg)
今月3日、米紙「ニューヨーク・ポスト」は、イギリス・ペンブロークシャー出身のリー・ヘリング(31)のダイエット成功法を報じた。彼はわずか1年で76kgの減量に成功した。
159kgの超肥満だったヘリングは、毎日チョコレートやスナック菓子、クリームパン、インスタント食品を好み、5XLサイズの服を着ていた。彼は、ジャンクフードを愛する一方で、日常生活では多くの制約を感じていた。「何をするにも不便だった。階段を上るのも、車に乗るのも大変だった。関節は常に痛み、すぐに疲れてしまい、息切れが止まらなかった」と当時を振り返った。
![引用:SWNS(Lee Herring)](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0087/image-ecd75597-1a0e-4274-a2c6-2f9dbde3bbcb.jpeg)
ヘリングが本格的にダイエットを決意したきっかけは、コミュニティセンターで働いていた時のことだった。彼はそこで、脳卒中や心臓発作を経験した患者やその家族と接する機会が多く、自身の肥満が健康に与えるリスクを痛感したという。
ダイエット前の食事内容は以下のようなものだった。△朝食:グラノーラまたは甘いシリアル △昼食:チーズやバターをたっぷり使ったサンドイッチやバゲット △夕食:ピザや中華料理、デザートにアイスクリーム。しかし、ダイエットを決意してからは食生活を大幅に見直し、栄養バランスの取れた食事に切り替えた。
![引用:SWNS(Lee Herring)](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0087/image-6507678a-f415-469a-ac3e-ea61c8c6b3c1.jpeg)
△朝食:オートミール △昼食:グリルチキンまたはプロテインシェイク △夕食:野菜と鶏肉、または赤身肉 △間食は果物やニンジンに変え、さらに毎日ウォーキングを始めた。「最初は食事の量が減ったことで空腹感に悩まされたが、徐々に慣れていった。何よりも、自分の体が変わっていくのを実感するのが嬉しかった」と話す。
その結果、1年後には76kgの減量に成功し、現在では一度に90分間歩けるほどの体力を手に入れた。彼は「私は毎日運動を行い、最初の数ヶ月は肉体的な苦痛と空腹感に苦しんだが、毎日続けることが何よりも大切だった。自分に言い聞かせながら頑張った」と語る。現在80kgまで体重を落としたヘリング氏だが、彼のダイエットはまだ終わっていない。最終目標は74kgで、現在は引き締まった体を作るために筋力トレーニングも取り入れている。
![引用:SWNS(Lee Herring)](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0087/image-9ce72953-22a3-46ba-b6a5-56d516dafc5b.jpeg)
彼は「1年間の努力で体重が安定してきた。今は減量ペースが少し落ち着いたが、健康的なライフスタイルを維持しながらダイエットを続けていきたい」と話し、「私のダイエットは美容目的ではなく、純粋に健康のためのもの」と強調した。