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穏やかな性格から「天使犬」と呼ばれる犬種のゴールデン・レトリーバー。しかし、そんな犬種でも不満を示す瞬間がある。
今月3日、アメリカの動物専門メディア「パレード・ペッツ」で、あるゴールデン・レトリーバーの動画が紹介された。動画には、「バディ」という名のゴールデン・レトリーバーが飼い主に対して不満を表す様子が映っている。
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実は、バディが不満を示した理由は飼い主の行動にあった。当時、バディは床に座っている飼い主に撫でてもらおうと甘えていた。
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ところが、バディを撫でていた飼い主は、悪戯心が湧いたのか、一瞬手を止めた。すると、バディはすぐさま飼い主の手の上に前足を乗せ、「続けて」と言わんばかりの仕草を見せた。飼い主は再びバディを撫で始めるが、またしても手を止める。バディは困惑した表情で飼い主を見つめ、前足で繰り返し手を指し示す様子が見られた。
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口を固く閉じ、飼い主の行動が気に入らないというような「怒った目つき」をしている様子が思わず笑みを誘う。
バディの飼い主は今月3日、自身のTikTokアカウントにこの動画を投稿した。動画を見たネットユーザーからは「お母さん、暇でしょう。続けてあげて」、「どうしてこの犬を愛さずにいられるの?」、「私は飼い主の気持ち、よくわかる」などのコメントが寄せられた。
実際、ゴールデン・レトリーバーが常に「天使犬」というわけではない。他の犬種と同様、飼い主との関係の中で時に不満を示したり、甘えたりすることがある。昨年10月には、イギリスのあるゴールデン・レトリーバーが飼い主に叱られた後、反抗するかのようにドアを強く「バン」と音を立てて閉める姿が話題を呼んだ。