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美容を受けられず、13kgものボロボロの毛を身にまとっていた犬が驚くべき変身を遂げた。
先月14日(現地時間)、米「ピープル誌」の報道によれば、アメリカ・シカゴの路上で、雌のチベタン・マスティフの「スプラウト(名前)」が非常にひどい状態で発見された。当時、スプラウトは30ポンド(約13.6kg)もの毛を全身にまとっていたという。この刈り込まれていない毛は、不要な重荷のようにスプラウトを押しつぶしていた。
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さらに、毛はひどく絡まり、スプラウトは排泄もままならない状態だった。その結果、彼女の毛には排泄物が付着し、不衛生な状態に陥っていた。ボロボロの毛を引きずりながら歩いていたスプラウトを見つけたのは、動物救助団体「One Tail at a Time(OTAT)」だった。彼らはすぐに彼女に救いの手を差し伸べた。
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OTATは不遇な境遇にあったスプラウトのために大規模な美容作業を実施した。今月8日、OTATが公式インスタグラムアカウントで公開した動画では、スプラウトの悲惨な状態を如実に示している。 OTATの医療チームはスプラウトを鎮静させた後、絡まった毛を丁寧に取り除いた。OTATによると、この膨大な量の毛は皮膚を刺激し、痛みや炎症を引き起こしていたという。彼女がどれほど苦しんでいたかが想像できる。
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汚れた毛を完全に取り除かれたスプラウトは、見違えるほど変わった。体が軽くなり、清潔になった彼女は、今では自由に歩き、横になることができるようになった。毛の刈り込みと美容処置は、スプラウトの見た目だけでなく、生活そのものを変えた。冷たい世界で過ごしたスプラウトの人生は、温かい人々との出会いにより完全に一変した。
現在、彼女は皮膚治療を受けながら、施設で過ごしているという。スプラウトの劇的な変化を目にしたネットユーザーからは、「彼女はもっと素敵なレディになるだろう」、「かわいい子だね」、「胸が痛む出来事だけど、素晴らしい救助だった」といった声が寄せられている。