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2025年02月12日水曜日
ホームトレンド「SNSでバズるため」偽の結婚式だと思ったら、本当の結婚式だった…永住権取得の目的で騙された女性

「SNSでバズるため」偽の結婚式だと思ったら、本当の結婚式だった…永住権取得の目的で騙された女性

引用:iclickart*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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オーストラリア在住の女性が、SNSに投稿するために行った「偽の結婚式」が実際の結婚だったことに気づき、婚姻無効の訴訟を起こした。男性はオーストラリアの永住権取得を目的に女性を欺いていたことが判明した。

先月10日(現地時間)、BBCやCNNなど海外メディアの報道によると、オーストラリアのメルボルンに住む20代女性Aさんは、2023年9月にデートアプリで知り合った30代男性Bさんとの交際を始めた。

Aさんによると、Bさんは同年12月末に彼女にプロポーズした。2日後、Bさんはシドニーで開かれる「ホワイトパーティー」への参加をAさんに勧めた。このホワイトパーティーというのは、全参加者が白い服を着用する必要があるイベントで、以前にクイーンズランドで開催されたホワイトパーティーに参加したことがあったAさんは、何の疑いも抱かなかったという。

会場に到着したAさんは、Bさんとカメラマン、カメラマンの友人以外に白い服を着た客が見当たらないことに気づいた。不審に思ったAさんがBさんに尋ねると、1万7,000人以上のフォロワーを持つBさんは、インスタグラムに投稿する「偽の結婚式」を企画したと説明し、インスタグラムのフォロワーを増やし、コンテンツを宣伝することで収益を上げるための企画であるとAさんを説得した。

Bさんの言葉を信じて結婚式を挙げたAさんは、結婚の誓いを立て、キスを交わし、指輪を交換した。約2か月後、BさんはAさんにオーストラリアの永住権申請の際、自分を扶養家族に登録するよう依頼した。また、二人は外国籍である。

Aさんが「法的に結婚していないので不可能だ」と答えると、Bさんはシドニーでの結婚式が実際の結婚だったと明かした。Aさんはその後、自分が署名していない結婚証明書やシドニー旅行の1か月前に提出された婚姻届などの書類を発見し、男性に騙されていたことを悟った。

Aさんは「それが本当の結婚だったとは知らなかったこと、彼が最初から私に嘘をついていたこと、彼が私の永住権申請に便乗しようとしたことに怒りを感じる」と述べた。

Aさんはこの婚姻は無効であるとして訴訟を起こし、裁判所はこれを認めた。裁判所は、AさんがSNSのためのイベントだと信じて結婚式に参加し、結婚に真に同意していなかったため、法的に有効な結婚ではないと判断した。

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