
アメリカで飛行機に搭乗した女性乗客が、全裸になって騒ぎを起こす事件が発生した。
8日(現地時間)、イギリスのデイリーメールによると、3日、アメリカ・テキサス州ヒューストンのハビー空港で離陸のため滑走路を移動していたサウスウエスト航空の旅客機内で、女性乗客が突然服をすべて脱ぎだした。
その後、突然立ち上がり、両手を頭の後ろに回した状態で飛行機の前方へ歩きながら「降ろしてくれ!」と叫んだ。さらにピョンピョン飛び跳ねて奇声を上げ、ついには操縦室のドアを叩いた。
この女性の騒動は、SNSに動画が投稿され拡散された。動画の中で、他の乗客たちは騒動が起こっているにもかかわらず、冷静に座席に座っていた。
飛行機は結局、離陸できずゲートに戻った。この女性は飛行機のドアが開くやいなや飛び出していった。結果的に、同便の出発は予定時刻より約1時間遅れた。
目撃者によると、この女性は自身が双極性障害を持っていると叫んでいたという。
ヒューストン警察の広報担当者は、「この女性は拘束され、病院へ搬送された」と発表した。ただし、「現時点では、この女性に対し起訴はされていない」と述べた。