
病院嫌いは人間も犬も変わらない。ある日、何の前触れもなく動物病院に連れてこられた柴犬がいた。
しばらくして自分が診察を受けるために来たことに気づいた柴犬は、診察を拒否して椅子の下に潜り込み、一切動こうとしなかったという。

事の成り行きはこうだ。診察の順番が近づいてきたものの、診察室に入るのを頑なに拒否する愛犬の姿を捉えた写真を飼い主がSNSに投稿した。
公開された写真には、椅子の下にすっぽりと入り込み、出てくる気配が全くない柴犬の姿が写っていた。

この柴犬は診察をどれほど嫌がったかというと、床にお尻をぴったりとくっつけて微動だにしなかったという。
椅子の下に潜り込んだ柴犬の表情からは、誰が見ても診察を拒絶していることが一目瞭然だった。はたしてこの柴犬は無事に診察を受けられるのだろうか。

飼い主はノミとダニの予防薬を受け取るために動物病院を訪れたとのこと。飼い主がリードをいくら引っ張っても全く身動きしない柴犬に、困り果てた様子だった。
どうしても診察を受けたくないと抵抗し続ける柴犬は、飼い主が椅子を取り除いてようやくお尻を床から離してくれたそうだ。まさに手に負えないワンコである。