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2025年03月18日火曜日
ホームトレンド「憧れのスーパーカー」フェラーリの新規顧客40%が40歳未満、若い世代が支える「高級車」の未来とは

「憧れのスーパーカー」フェラーリの新規顧客40%が40歳未満、若い世代が支える「高級車」の未来とは

世界的なスポーツカー「フェラーリ」の購入年齢層が若返りを見せている。

フェラーリCEOのベネデット・ヴィーニャ氏は16日(現地時間)、シンガポールでCNBCとのインタビューに応じ、「新規顧客の40%が40歳未満」と明かし、「これは我々のチームの成果だ」と述べた。この数字は1年半前には40歳未満の顧客が30%だったことと比べて大幅な増加を示している。

フェラーリは毎年、生産台数を厳格に制限しており、これは品質管理と希少性の維持を目的としている。実際、昨年は約4分の3の車両が既存顧客に販売された。創業者エンツォ・フェラーリの「市場の需要より最低1台少なく作れ」という言葉は有名だ。

一方で、納車までの待機期間が長すぎるという指摘もある。購入から納車まで2年を待たなければならないこともある。これについてヴィーニャ氏は「非常に楽しい経験の不可欠な部分だ」と述べ、この待機期間が消費者の購買意欲を刺激する効果があると説明した。

近年、フェラーリは売上拡大を目指して生産台数を増やしている。かつては年間約7,000台に制限していたが、現在は1万台を超えている。昨年は1万3,752台が販売された。スーパーカーだけに、収益性は非常に高い。昨年のフェラーリの純利益は15億3,000万ユーロ(約2,502億4,511万円)に達し、1台あたり約11万1,000ユーロ(約1,815万5,037円)の利益を生み出した計算だ。韓国では今年から販売代理店のFMKが韓国輸入自動車協会(KAIDA)に加盟し、販売台数が公開されるようになった。1月に28台、2月に32台、合計60台が韓国で販売された。

ヴィーニャ氏は純電気自動車の発売計画も順調に進んでいると述べ、フェラーリは10月9日に初の電気自動車を公開予定で、このモデルはイタリアで生産されるという。彼は「(電気自動車の発売は)我々をより誇らしくさせる決断の一つだ」とし、「従来の内燃機関車、ハイブリッドカーと共に電気自動車も製造する」と説明した。また、ヴィーニャ氏が先月、韓国のSKソリンビルを訪問したことから、この電気自動車にSKオンのバッテリーが搭載されるかどうかも注目されている。

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