
決まったルーティンを厳守しないと気が済まない人はMBTIで「J型」と呼ばれるけど、同じように決まった日課をこなさないと一歩も動こうとしない犬の姿が爆笑を誘っている。
この話題をさらっているのは「ユリウス」という名のマルチーズ。このワンコ、自分なりの絶対に曲げられないポリシーを持っているらしい。
飼い主の「ユリママ」が、いつも通り散歩に出かけて家に戻ろうとした瞬間、ユリウスは突然ある場所へ向かい、そこでじっと待ち始めたのだ。

ユリウスが向かったのはカフェ前の注文カウンター。詳しく聞いてみると、ユリママはいつも散歩の帰りにここでコーヒーを買っていたという。
どうやらユリウスは、飼い主がコーヒーをオーダーする間、横でおとなしく待つのが習慣になってしまったようだ。ところが今回は、飼い主がコーヒーなしで帰ろうと言っても、その場から一向に動こうとしなかった。


「ママ、今日はコーヒー買わないよ」と言っても、ユリウスは超マジメな顔で待ち続け、まるで自分の親孝行(?)をアピールしているかのよう。
結局、ユリママはこの状況を打開するため、キオスクでコーヒーを買うフリをした。
しかし演技がヘタすぎたのか、すぐに帰ろうとすると、ユリウスは「まだコーヒー出てきてないじゃん」という感じで、やっぱり動かない。

再びキオスク前で口から「ピッピッピッピッ」と音を出し、「はい、コーヒーできたよ〜」と飼い主が熱演したところ、ようやくユリウスが歩き出した。
飼い主は9日、自身のインスタを通じてユリウスのこの執着心満載の(?)親孝行エピソードを投稿。この動画は現在までに167万回以上も再生されている。
動画を見たネットの反応は「賢いね。うちの犬も散歩行くときはカフェ寄らないと納得しないわ」「めっちゃかわいくて笑える。演技しなきゃいけないなんて」「これが俺のルーティンなんだからね」といった声が寄せられた。
飼い主によると、ユリウスは普段から徹底したルーティンの持ち主だという。ドッグ幼稚園に通う時も登下校の時間にはかなりうるさく、少しでも飼い主のお迎えが遅れると激おこするらしい。

このようにペットは繰り返しの経験から特定の行動を学習し、決まったパターンで生活することがある。定期的な食事や散歩は、ペットのストレスを減らし、メンタル面での安定をもたらす効果も持っている。