20代男に懲役400年、衝撃の判決…幼い少女たちへの凶悪犯罪の実態
自宅でパジャマパーティーを開いていた5〜10歳の子供たちを性的に暴行した容疑で、ある男性が懲役400年の判決を言い渡された。
現地時間19日、米ロサンゼルス・タイムズの報道によると、29歳のブランドン・シオン容疑者は5〜10歳の少女4人を性的に暴行した容疑で有罪判決を受けた。
被害者らはパジャマパーティーに招かれ、容疑者の自宅で眠りについた。その後、容疑者は彼女らを家の人目につかない場所に連れ出し、性的暴行を加えた。
容疑者の凶悪な犯行は2018年に被害者の一人が母親にその事実を打ち明けたことで発覚。捜査開始後に、さらなる被害者も判明したのだ。
サクラメント郡地方検察庁はパジャマパーティーの状況や被害者らが容疑者の自宅に滞在することになった経緯について詳細を明かしていない。
検察が被害者の証言をもとに確認した重犯罪は少なくとも9件に上る。そこには児童に対する強制わいせつ行為、重犯罪目的での未成年者との接触などが含まれている。
容疑者は重犯罪容疑に加え、複数の被害者への性犯罪や同一被害者への反復的な性犯罪により加重に処罰された。また、過去に第一級窃盗未遂罪で有罪判決を受けていた事も関係者により明らかになった。
裁判所は「10歳以下の児童に対し連続的に性犯罪を犯すなど、極めて悪質な犯行」として懲役400年を言い渡した。
容疑者に下された400年の刑期はカリフォルニア州で性犯罪者に科される最長刑の一つとなる。
2023年には36歳のダニエル・ラミレス・グティエレス容疑者が2人の幼児と1人の成人への性的暴行容疑で起訴され、懲役435年を宣告された。
さらに2016年には、ある40代男性が10代の実の娘を4年間にわたり強姦した容疑で懲役1503年を言い渡されている。