
世界で最も高価な犬として知られる犬が約8億4,799万円で取引され、話題を呼んでいる。
この犬の正体はオオカミとコーカシアン・シェパード(Caucasian Shepherd)のミックスで、名前は「カダボム・オカミ(Cadabomb Okami)」という生後8か月の子犬だ。
オカミの親の一方、コーカシアン・シェパードは旧ソ連時代から大型家畜の護衛犬として飼われてきた、コーカサス地方原産の犬種である。オカミはオオカミに似た外見を持つ非常に希少な品種で、これまで一度も取引されたことがないという。
オカミを迎え入れたサティス氏は、インド国内の様々な高級イベントにオカミを連れて行き、その珍しい犬を一目見ようと多くの人々が高額な費用を支払い、イベントに参加しているという。実際、オカミのイベント出演費用は約40万円から約173万円に達するとのことだ。
サティス氏は、「私は犬が大好きで、希少な品種を所有し、それをインドに紹介できることを誇りに思っている」と、オカミを迎え入れた理由を語った。また、盗難や脅威に備えて、飼育場には3メートルの壁や防犯カメラを設置するなど、厳重なセキュリティ対策を講じていると伝えた。