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2025年03月26日水曜日
ホームトレンド防弾スイカが無傷で落下!? シャオミCEOが6階から投げて証明した「最強EV」の安全性

防弾スイカが無傷で落下!? シャオミCEOが6階から投げて証明した「最強EV」の安全性

中国のシャオミCEOの雷軍(レイ・ジュン)氏が自社の電気自動車SU7の安全性をアピールするため、防弾コーティングを施したスイカを6階建ての屋上から地面に投げる実験を公開した。SU7は昨年3月に発売されたシャオミの電気自動車で、累計販売台数20万台を記録している。

20日、九派新聞など中国の現地メディアは、雷氏が前日、自身のSNSで「今日、屋上で面白い実験をしてみた」と投稿し、「防弾スイカ実験」の動画を公開したと報じた。

動画内で雷氏が紹介したのはスイカと主張された球形の物体で、灰色のコーティングが施されており、通常のスイカよりもやや小さかった。このコーティングは車両下部の衝突や擦り傷によるバッテリー損傷を防ぐため、シャオミSU7のバッテリーパック底部にも採用されている。

雷氏は「スイカの表面に防弾コーティングを施し、戦車並みの防御力を持たせた」と述べ、「スイカを3回連続で落としたが、すべて無傷だった」と主張した。

さらに「防弾コーティングされたスイカは斧でも切れない」と述べ、「シャオミ自動車工場の敷地内の道路は従業員が事前に封鎖して撮影したので、心配無用だ」と説明を加えた。

SU7は、中国最大のスマートフォンメーカーであるシャオミが独自開発した最新の電気自動車セダンで、先月末に発売された。雷氏は中国のSNS「微博(ウェイボー)」で「ついに20万台目のシャオミ自動車(SU7)を出荷した」と明かし、販売台数を間接的に公表した。

シャオミはSU7に続き、先月「SU7ウルトラ」を発売。雷氏は「地球上で最速の4ドア量産車」と豪語し、SU7ウルトラは発売から10分で注文台数6,900台を突破、2時間で1万台に達し、年間目標を達成した。

また、雷氏は最近、昨年の純利益が過去最高を記録したとする報告書も公開した。シャオミは昨年、売上高が前年比35%増の3,659億600万元(約7兆5,250億円)、調整後純利益は41.3%増の272億元(約5,593億460万円)となり、いずれも過去最高を記録したと発表した。

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