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2025年03月26日水曜日
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映画『ハリー・ポッター』の生みの親が出演俳優らを痛烈批判「映画を台無しにした」…一体なぜ?

イギリスの作家J・K・ローリング氏(59歳)が、映画『ハリー・ポッター』シリーズの主演俳優らを批判し、「映画を台無しにした」と非難の発言を続けている。

今月19日(現地時間)、海外メディア「デイリー・テレグラフ」によると、ローリング氏はこの日、自身のX(旧ツイッター)アカウントを通じて「あなたにとって映画を即座に台無しにした俳優は誰か」という質問を受けると、「三つの推測がある」と返答したという。

さらに「申し訳ない。でも我慢できない」と付け加え、泣き笑いの絵文字を三つ添えた。

ローリング氏が言及した「三つの推測」とは、映画『ハリー・ポッター』シリーズの主演俳優であるダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントを指していると考えられる。

ローリング氏は2020年、生物学的性別(sex)の概念を維持すべきだと主張し、トランスジェンダーコミュニティの反発を招いた。当時、彼女は「女性は月経をする人」と表現したブランドを批判し、生物学的性別に基づく女性の定義を支持した。

これに対し、トランスジェンダーコミュニティは「社会的性別(gender)の概念を無視している」と強く反発した。ラドクリフ、ワトソン、グリントもこの批判に同調した。

ハリー・ポッター役のラドクリフは「トランスジェンダー女性は女性そのものだ。それに反する発言はトランスジェンダーの人々のアイデンティティと尊厳を否定するものだ。この作品が汚されたと感じる人々に、深くお詫びする」とローリング氏の立場を批判した。

ハーマイオニー・グレンジャー役のワトソンも自身のXで「トランスジェンダーの人々は自己定義通りの存在であり、常に疑われたり否定されたりすることなく生きる権利がある」と第3の性別を支持した。

ロン・ウィーズリー役のグリントも声明を発表し、「トランスジェンダーコミュニティを支持する。トランス女性は女性であり、トランス男性は男性だ。私たちは皆、偏見なく愛され、生きる権利がある」と主張した。

その後もローリング氏は、自身を女性と「認識」するトランスジェンダーに反対する発言を繰り返し、映画『ハリー・ポッター』シリーズに出演した俳優たちの発言に対しても強い批判的姿勢を維持している。

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