鳩が置いていった卵…その隣には2万ウォン(約2,000円)が置かれていた

鳩が「卵」と一緒に「現金」まで置いていったら、どんな気分になるだろうか。
19日、あるネットユーザーが「Threads」に投稿した1枚の写真が、オンラインで話題を呼んでいる。公開された写真には、ある建物の手すりに鳩が産んだと思われる卵1個と共に、2万ウォン(約2,000円)の現金が置かれていた。
投稿者は「鳩が卵と2万ウォン(約2,000円)を置いていったが、どうすればいいのか。家賃なのか」と困惑した気持ちを伝えた。
さらに「鳩を見るだけで発作を起こすほどの鳥恐怖症なのに、この状況は非常に困る。バードスパイクは全く役に立たない」と語った。
建物の手すりには鳥よけ用のスパイクが設置されていたが、それにもかかわらず鳩が居座っているようだ。
この投稿は数千件の「いいね」とともに急速に拡散され、ネットユーザーらは「鳩にも礼儀があるんだな」「お金も払ったのに、入居者を追い出すのは違法だぞ」「鳩にとっては全財産を差し出したように見える、このしわくちゃの2万ウォン」など、ユーモアあふれる反応を見せた。
一方で、一部のユーザーは自身の経験を共有し、「鳩を孵化させてはいけない。帰巣本能があるので、代々その場所に戻ってきてまた卵を産む」「酢をまくのが効果的」「塩素系漂白剤がおすすめ」といったアドバイスを寄せた。
鳩は都市部でも比較的安全な場所を見つけて巣作りをする傾向がある。代表的な場所としては建物の手すり、ベランダ、エアコンの室外機の上、看板の裏などがあり、これは天敵から身を守りやすい環境だからだ。特に、バードスパイク(鳥よけ用の尖った装置)が設置されている場所でも、隙間や小さなスペースがあれば、鳩はスパイクの間に巣を作ることがある。実際、多くの建物で設置されたスパイクが効果を発揮しない例は多い。
鳩を効果的に駆除するためには、単に「バードスパイク」を設置するだけでなく、複数の対策を併用することが重要だ。手すりやベランダに目の細かいネットを張ったり、室外機の上にプラスチックの蓋やパネルを被せて隙間を減らすなど、鳩が巣を作れる場所を遮断する必要がある。
また、CD、反射テープ、風船型の目玉ステッカーなどを活用すれば、鳩が警戒して近づかなくなる。