ニュージーランドサッカー代表が16年ぶりにFIFAワールドカップ本大会出場を決めた。

24日(現地時間)、ニュージーランドは自国オークランドのイーデンパークで行われた2026年北中米ワールドカップオセアニア予選の決勝でニューカレドニアを3-0で下し、日本に次ぐ開催国を除いて2カ国目の本大会出場を決めた。
これによりニュージーランドは2010年南アフリカ大会以来16年ぶりにワールドカップの舞台に立つこととなる。ニュージーランドのワールドカップ本大会出場は1982年スペイン大会を含め、今回で通算3回目となる。
ニュージーランドはオセアニア地域で最強のチームでありながら、大陸間プレーオフで連続して敗退し、本大会出場に苦しんできた。今大会では大陸間プレーオフなしでオセアニア地域優勝チームに本大会出場権が与えられ、長年の夢が実現した。
この日の試合で、ニュージーランドは激しいプレッシングと俊敏な攻撃でニューカレドニアを圧倒。後半16分にDFマイケル・ボクソールのヘディングで先制し、勢いに乗ったニュージーランドは後半21分にコスタ・バルバルセス、後半35分にイライジャー・ジャストが立て続けにゴールを決め、3-0で完勝した。
「スポータルコリア」によると、FIFAランキング89位のニュージーランドのワールドカップ本大会出場が報じられると、1つ下の90位に位置する中国のネットユーザーからは「もしオセアニアだったら、我々も出場できたのに」といった反応や「羨ましい」といった声が寄せられたという。

中国は最近、サウジアラビアとの2026年北中米ワールドカップアジア3次予選C組第7節で0-1で敗れ、グループ最下位から抜け出せずにいる。残り試合はオーストラリア、インドネシア、バーレーンとの対戦だが、本大会出場を果たすためには残り全試合で勝利を収める必要がある厳しい状況だ。
同じアジアの国である韓国も楽観視できる状況ではない。
20日に高陽(コヤン)総合運動場で行われたオマーンとのB組第7節は1-1で引き分け、25日のヨルダン戦で勝利しなければ本大会出場を早期に確定させることはできない。さらに、オマーン戦で負傷した代表チームの主力選手イ・ガンイン、ペク・スンホ、チョン・スンヒョンが離脱するなど、不運も重なっている。
なお、2026 FIFAワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの共同開催で、史上初めて48カ国が本大会に参加する。
