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2025年04月01日火曜日
ホームトレンドまたもや中国発「ニセモノビジネス」…海外で拡大する韓国「ブルダック」偽造品問題と巧妙すぎる手口

またもや中国発「ニセモノビジネス」…海外で拡大する韓国「ブルダック」偽造品問題と巧妙すぎる手口

韓国国内だけでなく海外でも人気のある三養食品「ブルダックポックンミョン(ブルダック炒め麺)」の偽造品が、世界各地で販売されている。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国の成信女子大学のソ・ギョンドク教授は「最近、海外在住の多くのネットユーザーから情報提供があり判明した」とし、「SNS上ではすでに『偽物に注意』という投稿が多数見られる」と説明した。

偽商品のパッケージには、本物と似たキャラクターデザインやフォントが使われており、「KOREAマーク」や「ハラール認証マーク」まで付いているため、海外の消費者が本物と偽物を区別するのは困難な状況だ。

ソ教授は「特に三養食品のマークの代わりに『ビンゴワン』(BINGOONE)という企業名が記載され、裏面には『MADE IN P.R.C』と表示されている」と指摘。「『P.R.C』は『People’s Republic of China』の略称で、中国の正式名称である中華人民共和国を意味する」と説明した。

引用:instagram@seokyoungduk
引用:instagram@seokyoungduk

2021年には、三養食品、CJ第一製糖、オットギ、大象など主要な食品メーカーが「韓国フード模倣品撲滅のための共同協議体」を結成し、中国企業を相手に知的財産権侵害の訴訟を起こし、一部勝訴したこともある。

ソ教授は「当時、中国の裁判所が判決した賠償額は、各企業の実際の被害規模に比べて著しく低く、物議を醸した」とし、「韓国政府も、自国企業の知的財産権が海外でも保護されるよう、より積極的な対応を取るべきだ」と強調した。

また、偽造品が横行すれば「韓国フード」のイメージにも悪影響を及ぼす可能性があるとし、「中国企業ももうやめるべきだ」と付け加えた。

この報道を受け、ネットユーザーらは「『China』と書くと偽物だとバレるから『P.R.C』と表記するなんて、中国の小細工には驚かされる」「非常に残念だ。なぜ韓国の食品をあのように販売するのか理解できない。味も違うだろうし、ブルダック炒め麺のイメージに傷がつく」といったコメントを寄せた。

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