
大田(テジョン)のある居酒屋で、12万ウォン(約1万2,322円)相当の酒と食事を楽しんだ4人の中年男性が支払いをせずに店を出る「食い逃げ」を行った。
22日、JTBCの『事件班長』では、大田で居酒屋を経営しているA氏の話が紹介された。A氏によると、最近彼の店を訪れた4人の中年男性が、おつまみ5品と酒10本を注文して飲食したという。
問題は、男性たちが頻繁にトイレに行ったり店の外に出たりしていたが、ある時から席に戻らなくなったことだった。
A氏は、「途中で喫煙のために外に出たり、トイレに行ったりしていたので、『また喫煙しに行くのだろう』と思って気にしなかったが、結局戻ってこなかった」と語った。
また、「この男性たちの食い逃げによる被害額は12万ウォン相当」で、A氏は男性たちを警察に通報したと明かした。
店の防犯カメラ映像によると、男性たちは飲んだ空の酒瓶をまるで「展示」するかのように並べた後、一斉に席を立ち、突然店から姿を消した。

店に持ち込んだ荷物や上着などはすべて身につけたままで、会計に向かう者は誰もいなかった。
A氏は、「数日前にも食い逃げ事件があった」とし、「こうした故意の無銭飲食者を厳しく処罰してほしい」と訴えた。
現行法では無銭飲食は10万ウォン(約1万円)以下の罰金、拘留、科料などに処され、常習的または故意性が認められる場合は詐欺罪が適用され、10年以下の懲役または2000万ウォン(約205万円)以下の罰金が科される。