暗号通貨(仮想資産)市場のアナリストが、ドージコイン(DOGE)の価格が0.16ドル(約23円)の支持線を維持した場合、約250%の上昇ラリーが発生する可能性があると予測した。
この見通しは、ミームコインの一つであるドージコインが一過性のブームを超え、中長期的な成長ポテンシャルを有しているという分析に基づいている。

米国の市場アナリストのアリ・マルティネス氏は3日(米国時間)、X(旧Twitter)への投稿で、「現在のドージコインにとって0.16ドルは重要なサポートラインであり、今後の価格推移を左右する分岐点となる」と指摘した。
マルティネス氏は、この支持線が維持されれば、ドージコインの価格は最大0.57ドル(約83円)まで上昇する可能性があると主張した。これは現在の価格と比べて約256%の上昇を意味する。
ドージコインは3日午後7時45分(日本時間)時点で0.1608ドルを記録し、0.16ドルの支持線をかろうじて維持している状況だ。
現在の市場では、この支持線の維持がドージコインの今後を占うカギになるとの見方が強まっている。
一方で、0.16ドルを下回った場合には、価格は0.06ドル(約9円)水準まで下落する可能性も指摘されている。
加えて、今後の抵抗線にも注目が集まっている。
マルティネス氏は過去の投稿で、「短期的にドージコインが突破すべき主な抵抗線として0.18ドル(約26円)と0.21ドル(約31円)を挙げられる」と分析。これらの抵抗線を突破すれば、上昇トレンドが本格化し、250%を超える上昇が現実味を帯びる可能性がある。
一方、デリバティブ市場のデータを見ると、市場心理は期待ほど簡単ではない。仮想通貨デリバティブ市場の情報提供業者「Coinglass(コイングラス)」によると、ドージコインの未決済建玉(OI)は3%以上減少し、15億6,000万ドル(約2,268億5,442
万円)となった。これは一部の投資家の関心がやや薄れていることを示唆している。
しかし、同期間の先物取引量は40%急増し、52億4,000万ドル(約7,621億7,627万円)に達した。この数値は、市場のボラティリティが短期的に高まる可能性を示唆しており、依然としてトレーダーがドージコインに注目していることの反証と解釈できる。
さらに、技術的分析の観点からも前向きな兆候が見られる。
仮想通貨メディア「コインゲイプ」は、ドージコインが週足チャートで強気相場を示す「ブルリッシュエンガルフィングパターン(bullish engulfing pattern)」を形成したと報じたと報道。このパターンは買相場の勢いを示す典型的なチャート形状であり、今後の上昇トレンドを後押しする可能性があると伝えている。