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2025年04月07日月曜日
ホームトレンド「夫の減刑」に執念燃やす60代妻、被害者を追い詰めた果てに自らも被告席へ

「夫の減刑」に執念燃やす60代妻、被害者を追い詰めた果てに自らも被告席へ

性犯罪を犯した夫の代わりに示談を試みた女性、ストーカー行為の疑いで罰金刑に

韓国・清州(チョンジュ)地裁・永同(ヨンドン)支部のイ・チャンヒョン裁判官は、性犯罪を犯した夫の代わりに被害者との示談を試みた60代の女性A氏に対し、ストーキング処罰法違反の罪で罰金500万ウォン(約50万円)を言い渡した。また、ストーキング加害者向けの治療プログラム40時間の履修も命じられた。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

A氏は昨年9月22日から30日までの間、計4回にわたり被害者Bさんの自宅を訪れ、示談を持ちかけたとされている。

A氏は夫が収監される前からBさんとの合意を試みていたが、警察から接近禁止の警告を受けていた。それにもかかわらず警告を無視し、執拗にBさんを訪ね続けた。

A氏の夫は強姦の罪で一審にて懲役5年の判決を受けており、A氏は減刑のために合意書を提出しようとしたと見られている。

裁判所は「被害者は被告を許しておらず、厳罰を求めている」と説明した。その一方で、被告に前科がない点を量刑において考慮したと説明した。

今回の事件は、性犯罪に関連した法的手続きにおいて、被害者の権利保護と加害者側による不当な圧力への警戒の必要性を再認識させるものとなった。

また、ストーカー犯罪に対する社会的認識の高まりを背景に、法的処罰の強化が進んでいる。

特に、被害者保護の強化を求める声が高まっており、これは加害者への処罰だけでなく、被害者の精神的安定と安全確保のための制度的措置が必要であることを示している。

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