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2025年04月14日月曜日
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ビットコイン、歴史は繰り返すか?「急激上昇前の予兆、見え始めている」専門家分析

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の強気相場は、まだ本格的に始まっていないとの分析が示された。

仮想通貨市場で高い知名度を持つ計量分析家「プランB」は、最近公開した動画の中で、複数のテクニカル指標を基に、ビットコインが現在、強気相場の形成段階にあるとの見解を示した。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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プランBは、自身のYouTubeチャンネル(登録者数20万9,000人)を通じてこの分析を発信している。

特に注目すべき点として、200週移動平均線のうち「算術平均線」と「幾何平均線」の関係に言及した。過去の事例を振り返ると、両指標がチャート上で接近している場合、ビットコインが大幅な上昇を遂げるという傾向が確認されているという。

「現在は強気相場が形成される局面にあるかもしれない」との認識を示し、「算術平均線が再び幾何平均線から離れると、本格的な上昇相場が現れる可能性がある」と述べた。

また、この2つの平均線が近接している時期には急落相場や弱気相場が現れなかった点を根拠として挙げた。

実際、2021年と2022年に発生した大幅下落は、2つの平均線間の乖離が広がった時点で起きており、過去には2018年や2014年~2015年にも同様の動きが見られたと説明している。

さらに、過去の強気相場が始まったタイミングについても、この指標の組み合わせで確認できるとした。

たとえば、2020年末や2017年初頭に算術平均線と幾何平均線が接近した際、ビットコインはその後、急激な上昇を見せた。このようなパターンが現在再び現れていると説明。

「2020年末には2本の線が接近し、強気相場が始まった。これは、FOMO(機会損失の恐怖)による買いが加速する段階の幕開けだった。2017年初めも同様で、2本の線が近接していた時点で上昇相場が始まった」と述べた。

なお、ビットコインは8日、午後9時時点で7万9,000ドル(約1,150万円)前後で取引されており、前日比で4.34%上昇している。

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