
他人の家の庭に新生児を密かに遺棄した男女が起訴された。
今月8日の韓国法曹界の情報によると、光州(グァンジュ)地裁刑事8単独のキム・ヨンシン裁判長は、児童福祉法違反(児童遺棄・放任)容疑で起訴されたA被告(54歳)とB被告に対する第1回公判期日を行なった。
A被告は2011年3月9日、当時交際相手だったB被告と共に仁川(インチョン)市内のある住宅の庭に密かに新生児の子供を遺棄した容疑で起訴された。
B被告の交際相手だったA被告は、犯行時に見張り役を務めた容疑がある。
彼らの児童遺棄事件は、出生未登録児童の全数調査で発覚したという。
A被告はこの日の公判で「遺棄を共謀したり見張りをした事実はない」とし、「当時自分の子供かどうか不明だったため、犯行を幇助しただけで関与していない」と主張し、容疑を否認した。
この日の公判に遺棄された乳児の実母であるB被告は出席しなかった。これを受け裁判部は、住所確認や所在調査などの措置を取ることを決めた。
次回の公判は5月22日に開かれる予定だ。