
口座残高を超える金額の引き出しを要求し、銀行で騒ぎを起こした50代男性に罰金刑が言い渡された。
今月8日、法曹界によると、大邱(テグ)地裁刑事6単独のユ・ソンヒョン裁判長は、業務妨害で起訴された50代の男性A氏に150万ウォン(約14万9800円)の罰金を言い渡したと発表した。
A氏は昨年7月22日、大邱広域市・寿城(スソン)区にある銀行支店で職員を困らせた容疑で起訴された。
A氏は銀行の職員にカードと身分証明書を提示し、口座残高を超える金額の引き出しを要求したという。
さらに、700件以上の通帳取引明細の整理や通帳の廃棄を求めるなど、不要な業務を強要したとされる。
同日、A氏は支店長室に無断で侵入して騒ぎを起こし、通報を受けて駆けつけた警察に制止されると、銀行職員に対して脅迫的な言葉を浴びせたとも伝えられている。
裁判所は「被告人が過ちを認め、再び犯行現場に立ち入らないことを誓約した」とし、「被害者が被告人の処罰を望んでいない点など、量刑に関するすべての事情を考慮した」と量刑理由を説明した。