
突然発生した火災により危機に陥った子どもを救うため、自ら首輪を切って炎の中に飛び込んだレトリバー。
レトリバーは幸いにも子どもを無事に救出することに成功したが、その過程で大やけどを負ってしまった。

メキシコのヌエボ・レオン州モンテレイにある家庭で突然火災が発生した。
火災発生当時、レトリバーは家の火災を感知し、眠っている子どもを救うために必死に動き始めた。
問題は、レトリバーが首輪で繋がれていたこと。彼はどうにかして首輪を外そうと必死になり、最終的に首輪を外すことに成功。
火災が発生したことに気づいていない幼い子どもを救うために彼は必死に吠え続けた。

幸い、子どもはレトリバーの声で目を覚ましたが、危険な状況に戸惑いを隠せなかったという。
一歩間違えれば大変なことになりかねない状況だったが、子どもはレトリバーの助けを借りて無事脱出することができた。
しかし、レトリバーは子どもを救うために炎の中に飛び込んだ際、体の30%に火傷を負ってしまった。

自分の命も気にせず、子どもの命を救うために炎の中に飛び込んだレトリバー。彼の勇気ある行動がなければ、一体どうなっていただろうか。
「犬は決して人を裏切らない」という言葉の意味を改めて考えさせられる一件となった。
この話は動物福祉財団を通じて世間に広まり、レトリバーは周囲の助けで無事に火傷の治療を受けることができたという。