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宅配で送られてきた子犬たちの受け取りを顧客が拒否したため、配達員が直接引き取ったという話がネットで注目を集めている。
7日(現地時間)、台湾の「聯合新聞網」によると、最近、安徽(あんき)省のある配達員が、宅配を配達中に予期せぬ事態に直面したという。
配達された箱を開けてみると、中にはラブラドール・レトリバーの子犬たちが入っていたのだ。
現地の報道によれば、中国の一般的な宅配会社は生きている動物を輸送する資格を持っていないため、箱の中にまさか犬が入っているとは宅配業者も予想していなかったようだ。

しかし本当の問題は、受取人が子犬たちを見るなり受け取りを拒否したことだ。配達員が説得を試みても、頑なに受け取りを拒否し続けたという。
子犬が発送された店舗からも「返品は不可能」との回答だった。しかし、宅配業者は子犬たちが入った箱をその場に置いていくわけにはいかなかった。

そこで彼は子犬たちを自宅に連れ帰ることにした。飼い始めてから数週間が経った今、4匹はそのまま飼うことにし、他の子犬らは、希望する家族に譲渡したという。
彼は「最近、仕事を早く終えて家に帰り、子犬たちに会うのが一日中最も幸せな瞬間だ」、また「少しつらいことがあっても、子犬たちを見るだけで幸せを感じる」と語った。
動物を物のように「購入」して簡単に見捨てる人々の無責任な行動に反し、温かい心を持った配達員のおかげで、子犬たちは新しい家庭に出会い、幸せな犬生を過ごしている。