
最近、AI生成画像がSNSで爆発的な人気を集める中、新たな画像スタイルが次のトレンドとして注目を集めている。
英デイリー・メールは12日(現地時間)、自分や有名人をバービー人形のような箱に入れられた姿に変身させる「バービーコア(Barbiecore)」が新たなトレンドとして急浮上していると報じた。
人物がプラスチックケースに入ったフィギュアのようになるのが特徴だ。
生成方法はジブリ風に変換する方法と似ており、ChatGPTにフィギュア化したい全身写真と共に、パッケージの形状、アクセサリー、背景色など希望する条件を具体的に入力すればよい。
米ハリウッド女優のブルック・シールズをはじめ、有名化粧品ブランドもこのトレンドを活用している。ネットユーザーは様々な有名人や芸能人をバービーコアスタイルで生成し、SNSで共有している。
イーマーケター社のチーフアナリスト、ジャスミン・エンバーグ氏はBBCのインタビューで「生成AIの技術により、人々がトレンドを作り出し、それを活用することがより容易かつ迅速になっている」と述べ、「何よりもAI技術がデジタルライフにおいて重要性を増す中、AIによるトレンドがSNSに頻繁に登場するだろう」と語った。
ChatGPTのユーザー数は、OpenAIが先月25日に発表したChatGPT-4モデルの新しいAI画像生成機能により急増したことで知られている。
サービス開始後、特にジブリ風の画像生成が社会現象と呼ばれるほど大きな人気を博している。
このサービスの開始以来、画像生成機能を使って自分の写真をディズニーやシンプソンズなどの人気アニメーション風に変換し、SNSに投稿することが世界的な流行となっている。
これまで最も人気を集めた画風は、『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』など、日本を代表するアニメーション制作会社であるスタジオジブリの作風である。