リル・ナズ・X、顔面麻痺の症状で入院…「顔の右側が動かない」
妊娠写真と合成超音波画像で話題を呼んだラッパー兼シンガーソングライター、リル・ナズ・X。当時の写真は新曲プロモーションのパフォーマンスと判明したが、一部ファンからは「やりすぎ」との声も上がった。
その後、同性愛者であるにもかかわらず息子がいると突如告白し、再び衝撃を与えた。
いわゆる「過剰な炎上商法」を繰り返してきた彼が、今度は顔面麻痺の症状を訴え入院したと報告した。
最近、リル・ナズ・X（26）は自身のSNSアカウントで顔面麻痺の症状により入院したことを明かした。動画では、右側の顔をうまく動かせず笑顔を作ろうと苦心する姿が映っていた。
回復中の様子を公開し「心配せずに尻を振ってくれ！」
リル・ナズ・Xは「これが今の僕にできる精一杯の笑顔だよ。一体どうなってんだ、笑うこともまともにできない。くそっ。まったく、まったく」と、戸惑いを隠せない様子だった。動画には「右側の顔が動かない」というキャプションが付けられていた。
その後、インスタグラムのストーリーで「良くなってきてるよ。僕のことは心配せずに、ただ尻を振ってくれ！」と投稿し、特有の明るさを示した。
自宅に戻った彼は鏡の前で再び動画を撮影し、現在の状態を報告した。「少し良くなってきた。左目はうまく閉じられるけど、右目はまだ難しいんだ」と述べ、「右目が少し乾いてる感じ。でも大丈夫だよ。笑顔も少し良くなってきたしね」と付け加えた。
ファンたちは彼の回復を応援した。「早く良くなりますように！」、「前向きな姿勢が素晴らしい。早く回復して！」などのコメントが寄せられ、芸能界の仲間たちも励ましのメッセージを送った。
ベル麻痺の疑い…ジャスティン・ビーバーも類似の症状を経験
リル・ナズ・Xは具体的な病名を公表していないが、ファンやネットユーザーの間ではベル麻痺の可能性が指摘されている。
米国のメイヨークリニックによると、ベル麻痺は顔の片側の筋肉が突然麻痺または弱くなる症状で、通常数週間以内に回復し、6ヶ月以内に完全回復するケースが多いという。
一方、歌手のジャスティン・ビーバーも2022年に「ラムゼイ・ハント症候群（Ramsay Hunt syndrome）」と診断され、顔面麻痺の症状に苦しんだ。当時、彼もリル・ナズ・Xと同様に右側の顔をうまく動かせなかったが、継続的な治療の結果、回復したとされている。