パレスチナと戦争中のイスラエルに関して衝撃的なニュースが伝えられた。
先月23日(現地時間)英紙ザ・タイムズの報道によると、イスラエル・ネタニヤフ首相の長男ヤイール・ネタニヤフは引き続き米国に滞在している。
他のイスラエルの青年たちが祖国に戻って国を守るのと対照的な行動だ。
イスラエル国防軍(IDF)は、ハマスとの宣戦布告後、合計36万人の予備軍を招集した。 最初の30万人の動員は48時間で完了し、IDFは10日に6万人を追加招集した。
米CNN放送は「イスラエルの人口が約970万人に過ぎないのに、米国などと同様の規模の予備軍動員」とし、「一部の例外はあるが、18歳以上のすべてのイスラエル国民は予備軍として服務しなければならない」と説明した。
世界中に散らばっていた何百人ものイスラエル人が参戦のために現地での生活を放棄して故郷に帰った。
しかし、ネトウヨ首相の長男ヤイール・ネタニヤフはイスラエルに行かなかった。 彼は32歳で、今年予備軍服務の対象である。
ヤイールは戦闘兵として服役したことはなく、イスラエル軍(IDF)のスポークスマン室で働き、軍務を終えた。
ヤイルは最近、イスラエル内部で数十万人が参加した激しいデモと野党の反発を招いたネタニヤフ政府の司法改革情勢でSNS活動で物議を醸した後、米国に渡った。
現在はインスタグラムを通じて、戦争被害者と12万人のイスラエル避難民支援のための非政府組織の活動を伝えている。
あるイスラエル兵士は「私が最前線にいる間、ヤイルはマイアミビーチで人生を楽しんでいる」と非難した。
イランの支援を受けるレバノンの武装政党ヘズボラとの交戦が激化しているイスラエル北部戦線のある予備軍は、ヤイルの不参加が兵士の間で不信と怒りを引き起こしていると語った。
彼は「故郷の家族を守るために仕事場や家族と子供たちを残しているのは、この状況に責任がある人たちではなく、私たちだ」と述べ、「私たちの兄弟、父、息子たちは皆最前線に行くのに、ヤイルはまだここにいない。これはこの国のリーダーシップに対する信頼を築くのに役立たない」と声を上げた。