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[TVリポート=イ・ヘミ記者] BTS(防弾少年団)のメンバーになりすまし、兵役関連情報や未公開音源を受け取った20代男性A氏が1審で実刑を宣告された。
24日法曹界によると、ソウル中央地裁刑事27単独(ハム・ヒョンジ判事)は19日、情報通信網利用促進及び情報保護法違反容疑で起訴されたA氏に懲役1年を言い渡した。
A氏は2022年8月BTSのメンバーになりすまし、プロデューサーB氏から未公開のガイド音源を受け取った疑いがある。 同年11月にはB氏になりすまし、SUGAから兵役関連情報を収集したという。
またVにもなりすまし、他のプロデューサーから未公開音源ファイル10件以上を受け取った容疑だけでなく、公開前の所属事務所のアルバム発売情報や未公開音源情報、所属歌手の個人情報及び身元情報などを無断で収集した容疑(業務妨害)も適用された。
裁判部は「A氏はこの事件の犯行手口と一部類似した犯行で、過去にも実刑を宣告された前歴がある」とし「犯行被害は全く回復されておらず、被害者たちからは許しを得ていない」と説明した。
さらに「A氏のこのような行為により、被害者と被害会社が相当な財産的、社会的被害を受けた可能性がある。未公開情報を伝達した被害者たちは相当な精神的被害を受けたと思われる」と述べたが、「A氏は現在、反省の態度を示している。被告人の家族も改心することを約束している」と量刑理由を明らかにした。
一方、A氏は過去に有名アイドルグループの曲制作に参加した人物であり、1審判決に不服、控訴状を提出した状態だという。
イ・ヘミ記者 gpai@tvreport.co.kr / 写真=TVリポートDB