B.A.Pの元メンバー・ヒムチャンの近況
性暴行・強制わいせつ容疑
判決公判結果とは
アイドルグループB.A.Pの元メンバーであるヒムチャンの公判結果が話題となっている。
1日午前10時、ソウル西部地裁刑事合議12部(クォン・ソンス部長判事)は、強姦や性暴力犯罪の処罰等に関する特例法(カメラなどを利用した撮影、通信媒体を利用したわいせつ行為)違反の疑惑があるヒムチャンに対する1審判決公判を行なった。
先に検察は先月16日、ヒムチャンに対して懲役7年を求刑した。
また、実名情報公開・告知、10年間児童・青少年及び障害者関連機関への就職制限、3年間のGPS追跡装置装着、4年間の保護観察命令まで要求したという。
検察側は「被害者が非常に苦痛を感じている」とし「事件の結果、再犯の危険性が中間段階で確認された。また、アイドル歌手が若者に与える影響が大きいということを考慮してほしい」と説明した。
そして同日午前に開かれた公判で、ソウル西部地裁刑事合議12部(クォン・ソンス部長判事)はヒムチャンに懲役3年に加え、執行猶予5年を宣告した。
クォン裁判官は「犯行の経緯や内容、犯行方法、そして被害者たちの関係などに照らし合わせてみたところ、非常に重い罪である」と量刑理由を説明したという。
しかしこの結果は、ヒムチャンが犯行をすべて認めているという点、被害者と合意を終えたという点、被害者がヒムチャンの処罰を望んでいないという点を考慮した結果だと述べた。
ヒムチャンが性犯罪を犯したのはすでに3回目である。
ヒムチャンは2018年、南楊州市の鳥安面に位置するペンションで20代の女性Aさんに対し性的虐待を犯したという容疑で起訴され、実刑宣告後、刑務所に収監された。
さらに、2022年にはソウル龍山区漢南洞に位置する飲み屋で、女性2人に対し強制わいせつを犯したという容疑で再び起訴されたのだ。
また当裁判を行なっている期間中に、ソウル市銀平区で女性に性的暴行を犯した後、カメラなどを利用して撮影し、被害者にこれを送信したという疑惑まで明らかになり、世論を騒がせた。
一方、ヒムチャンは2012年にB.A.Pとしてデビューし、2019年契約終了後、グループおよび所属事務所を去ったという。