トッテナムのソン・フンミンが厳しい状況でもキャプテンとしてチームメイトを奮い立たせる。
引用:ニュース1/ソン・フンミン選手=2026年北中米ワールドカップアジア地区2次予選C組第3試合
トッテナムは5日(現地時間)、イギリス・リバプールのアンフィールドで行われたリバプールとの2023-2024シーズン・イングランドプレミアリーグ(EPL)36ラウンドに2対4で敗れた。
トッテナムはこの日の試合に敗れリーグ戦4連敗となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)進出がかかった4位争いからも事実上脱落した。現在4位のアストン・ヴィラとの勝ち点差は7ポイントで、アストン・ヴィラが残り2試合の内、1勝を挙げるか、トッテナムが残り3試合の内、1敗でも喫すれば、トッテナムの4位の可能性は完全に消える。
ソン・フンミンは試合後のインタビューで、「本当に厳しい試合だった。正直に話すと今はインタビューに対応しづらい心情だ。私たちは自身のスタイルとアプローチで試合に入った。しかし、失点後は同点にすることがもっとも重要なため、失点のリスクをおかしてでも攻撃的にいかなければなかった。当然、4失点は許容できない結果だ。しかし、私が思うに、選手たちは前節のチェルシー戦よりもはるかに良いパフォーマンスを見せた。だからこそ結果が伴わず非常に失望した午後だ」と語った。
さらに、「困難を乗り越えるには皆が一つになるのが必要だ。シーズン序盤にすべてがうまくいっていた時には、皆が一つになり楽しんでプレーすることができたからこそ結果がついてきた。そんな私たちを見てファンたちも試合を見るのに熱狂した。今は今シーズン、はじめて訪れた、越えなければならない大きな壁、そして挑戦だと思う。私たちはこの危機を受け入れて成長し、より強く堅固なチームにならなければならない」と述べた。
「チームのキャプテンとして私も良いプレーを見せられなかった。今は自分を最大限追い込みながら取り組んでいる。トッテナムのユニフォームを着るというのは特別な意味を持つことで、他の選手たちにとっても同じだ。さらに、プレミアリーグでプレーするということは、若い選手であれ、経験豊富な選手であれ、ユニフォームを着た瞬間から、自分が持っているすべてを捧げることが求められる」と、トッテナム、プレミアリーグでプレーすることの意義と使命感を語った。
彼は、「チームのみんなにはポジティブな心を失わないように伝えていきたい。なぜなら、どのタイミングで訪れるか違いはあれ、シーズン中には必ず困難な時期が訪れるからだ。今は本当に厳しい時期に直面しているが、前だけを見て自信を持って一生懸命やるだけだ。困難を受け入れ、敗北は敗北として認めなければならない。次の試合までもう時間もないので準備を怠れば、より大きな問題が発生する。常に戦う準備をしていなければならない」と次戦への意気込みを伝えた。
引用:ニュース1/ソン・フンミン=2023アジアサッカー連盟(AFC)カタール・アジアカップ準決勝