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2024年12月23日月曜日
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北米市場におけるハイブリッド車競争、新戦略を展開するHyundai

アメリカ市場でハイブリッドが大きな人気を得ているなか、日系メーカーが躍進している。これに対し、韓国・現代自動車グループは北米市場での競争力を上げるために、新たなハイブリッド戦略の策定に取り組んでいる。

引用:現代自動車

5月8日、業界によると、今年1~4月にアメリカで販売されたハイブリッドは44万台と、トヨタ(58%)とホンダ(19%)の2社による合計シェアは77%に上った。一方、現代自動車・キアはわずか11%。

最近、北米自動車市場ではハイブリッドの人気が高まっている。実際、先月アメリカでハイブリッドは11万8435台、プラグインハイブリッド(PHEV)は2万6476台が販売され、前年同月比でそれぞれ17.8%、9.6%増を記録した。

こうした状況に、現代自動車グループは、ハイブリッド販売に注力する姿勢を見せている。まず、当初、電気自動車専用工場として建てられた米ジョージア州現代自動車グループのメタプラントアメリカで、ハイブリッド車も生産する。

ハイブリッドを全車種へ展開するシステムの開発にも拍車をかけている。現代トランシスは最近、忠南瑞山(チュンナム・ソサン)にある地谷工場に新型ハイブリッドパワートレイン生産ラインを設置した。生産ラインは、既存のハイブリッドプラットフォーム(TMED-1)のさらなる向上を図った「TMED-2」が生産される。

「TMED-2」は現代自動車のパリセード、ツーソン、サンタフェ、キアのスポーテージ、ソレントなどに展開される。同グループは本プラットフォームの改良に取り組み、ベニュー、ソネットなどの小型SUVにも展開することを計画している。

ハイブリッドのラインアップも大幅に増やす。最近、新型サンタフェハイブリッドモデルを発売し、今年下期にはツーソンハイブリッドモデルも発表する。また、来年発売予定の新型パリセードハイブリッドの発売を前倒しする方針を検討している。

同グループは、こうした計画を全面に掲げ、積極的なハイブリッド販売計画を策定している。現代自動車は今年、世界市場でのハイブリッド販売台数目標を前年比28%増の48万台に設定した。キアも昨年の31万台から37万台に目標値を上方修正した。同グループ関係者は「様々な車種のハイブリッドを投入していくが、その詳細は未定」とし、「今後、ハイブリッドの生産規模を増やしていきたい」と述べた。

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