サンディエゴ・パドレスのショート、キム・ハソン(28歳)が不調からぬけ出し、徐々に打撃感を取り戻してきている。
キム・ハソンは8日(現地時間)、アメリカ・イリノイ州シカゴに位置するリグレーフィールドで開催されたメジャーリーグベースボール(MLB) シカゴ・カブスとの対戦で4打数1安打1盗塁を記録した。
前日のカブス戦に続き、2日連続で安打を放ったキム・ハソンは、この日の試合後、シーズン打率を0.211(142打数30安打)とした。
9番ショートで先発に名を連ねたキム・ハソンは、1-0でパドレスがリードした3回表の第一打席、ボールカウント1ボール2ストライクの4球目、カブスの先発ピッチャー ヘイデン・ウェスネスキの球速152.9キロの内角のストレートを打ったが、センターフライでアウトになった。
5回裏の第二打席でもウェスネスキの初球、球速142キロのカットボールを打ち上げ、レフトフライに終わった。
待望の瞬間は3-0でパドレスリードの7回表の攻撃で訪れた。
キム・ハソンは2ボール2ストライクからウェスネスキの6球目、時速149キロの外角ストレートをうまく打ち返し、ライト前ヒットを記録した。
キム・ハソンは出塁するやいなや1番ルイス・アラエスの打席で、今シーズン8個目の盗塁に成功した。
9回表、最後の打席は空振り三振でアウトとなった。
パドレスは、7回無失点12奪三振と好投した先発ピッチャーのディラン・シース、そして後続のリリーフ陣が1安打完封リレーの活躍を見せ、カブスに3-0で勝利した。