MLBシーズン開幕直後、世界中を騒がせたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平の賭博スキャンダルがTVドラマ化されることになった。
引用:ニュース1/大谷翔平
アメリカのメディア「DEADLINE」は10日、カナダ・アメリカを拠点とする映像制作会社ライオンズゲート・テレビジョンが、水原一平が違法賭博のために大谷翔平から大金を盗んだ事件を扱ったドラマを制作中であると報道した。
該当のTVドラマは大谷翔平の野球選手としての成長過程を追いながら、MLB進出とドジャースとの間で結ばれた10年間で総額7億ドル(約1,000億円)の大型契約の裏側も扱われる予定だ。その後、契約から数ヶ月後に水原の大スキャンダルが発覚するという展開が予想される。
プロデューサーには、スコット・デルマンとアメリカのスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の元編集者で脚本家でもあるアルバート・チェンが参加する。
アルバート・チェンは「この事件はピート・ローズ以来、最大のスポーツ賭博スキャンダルであり、その中心には当代最高のスターがいる」とし、「我々は(両者の)信頼と裏切り、他人の成功によって得た虚飾の富と名声の罠というストーリーの核心に迫る」と明らかにした。
ドラマシリーズのタイトル、公開時期、OTTプラットフォームなどの詳細情報はまだ公表されていない。
今年3月に開催された「MLBソウルシリーズ2024」開催中に水原の違法賭博問題と巨額の銀行詐欺容疑が明らかになり、ドジャースは水原を即座に解雇した。
引用:ニュース1/水原一平
大谷と10年以上にわたりビジネスパートナーとして信頼を築いてきた水原は、勝手に大谷の銀行口座から巨額を送金し、違法賭博でできた借金を返済してきたことが発覚した。
当初、水原は大谷が自分の借金を肩代わりしてくれたとインタビューに答えたが、すぐに虚偽の内容であることが明らかになった。
8日、水原は大谷の銀行口座から1,700万ドル(約26億円)を不正に送金した罪を認めることで合意したと司法当局が発表した。