スタジアムでフェンスと衝突し、左肩を負傷したサンフランシスコ・ジャイアンツ所属のイ・ジョンフ選手の状態が深刻だ。
引用:USAトゥデイ=聯合ニュース
ジャイアンツは15日、プレスリリースを通し、「イ・ジョンフのMRI検査の結果、左肩関節に損傷が確認された」と発表し、単純な脱臼ではなく、肩関節や靭帯に損傷があるとしている。
イ・ジョンフは17日にアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスへ移動し、ニール・エラトラチェ医師から二次検査を受け、手術の可否を決定する。
ニール・エラトロッシュ医師は、アメリカのスポーツ界では有名な名医である。韓国選手の中でも、リュ・ヒョンジン(ハンファ・イーグルス)がメジャーリーグでプレーしていた当時、トミー・ジョン手術を含め3度の手術を担当した。
また、イ・ジョンフ投手の昨年までキウム・ヒーローズで同僚だったアン・ウジン投手(代替服務中)のトミー・ジョン手術も執刀した。
また、メジャーリーグのトップスター、大谷翔平選手(ロサンゼルスドジャース)の担当医でもある。
ジャイアンツは、イ・ジョンフの治療法や欠場期間については、18日に詳細を確認できると伝えた。
13日、本拠地で行われたシンシナティ・レッズとのゲームに「1番・中堅」で出場したイ・ジョンフは、1回表の2アウト満塁でキャンデラリオが放った打球を追いかけてフェンスと衝突し、左肩を負傷した。
イ・ジョンフはグラウンドに倒れた後、肩を手で押さえて苦痛を訴え、トレーナーのに支えられながらダグアウトに入っていった。
イ・ジョンフは14日に10日間のIL(負傷者リスト)入りし、戦線から離脱しているが、一説には今季絶望との声もあがっている。